保定装置(リテーナー)の費用はいくら?
矯正治療後(動的治療後)の保定期間中に使用する保定装置(リテーナー)は、一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
これから矯正治療を始める人や既に矯正治療を終えたが保定装置(リテーナー)を紛失などしてしまい再作成が必要な人は、以下よりご参照ください。
どこで保定装置(リテーナー)作れるのか?
矯正歯科専門クリニックであれば、基本的にどこのクリニックでも保定装置(リテーナー)を作ることができます。
しかし、矯正治療を受けたクリニックで作ること(作り直すこと)をおすすめします。その理由は、
- 矯正治療終了時の模型が残っているから。
- 矯正治療終了時の歯並びの3Dデータが残っているから。(口腔内スキャナーを導入している医院のみ)
です。保定装置(リテーナー)を作り直すには、歯型模型(または3Dデータ)が必要です。歯型模型がないと、歯列に合う大きさ、形の保定装置(リテーナー)を作ることはできません。もし、模型または3Dデータがない場合は、歯型を採取する必要があります。
つまり、矯正治療を受けたクリニック以外で保定装置(リテーナー)を作る場合、再度、歯型を採得しなければなりません。
また、矯正治療を受けたクリニックでの保定装置の作り直しは、費用の負担がない。または、安く作れることがあります。
保定装置(リテーナー)の作成費用
内容 | 費用 | |
---|---|---|
1回目 | 矯正治療後の作成費用 | 2~5万円 |
2回目以降 | 紛失・破損などの作成費用 | 0~3万円 |
あくまで目安となります。装置の種類、医療機関、個人の口腔内の状況に変動し、上記の限りではありません。
参考)健康保険適応となる外科矯正治療時の保定装置作成費用(保険点数)
装置 | 点数 |
---|---|
インビジブル・リテーナー(プレートタイプ・リテーナー) | 1,500点/片顎1装置 |
フィックスリテーナー | 1,000点/片顎1装置 |
※ 点数×10が診療報酬代。