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歯の矯正で行う結紮とは?
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2021.07.17

歯の矯正で行う結紮とは?

結紮とは

歯を動かすには歯に力をかける必要があります。そのために、歯列矯正ではブラケットとワイヤーを使用します。結紮とは、結紮線と呼ばれるものでブラケットとワイヤーをしばりつけることを指します。

結紮の手順

  1. 0:02 結紮線をブラケットに括り付けます。
  2. 0:08 リガチャータイイングプライヤーでブラケットの反対側で結びます。
  3. 0:19 リガチャータイイングプライヤーをくるくる回していきます。
  4. 0:29 ピン&リガチャーカッターで余った結紮線を切ります。
  5. 0:37 結んだ結紮線を邪魔にならないようにブラケットに沿って押し込みます。

結紮しないで行う矯正方法

モジュール

カラーゴム
※ 画像提供 大宮SHIN矯正歯科

モジュールと呼ばれる“輪ゴム”でブラケットとワイヤーを縛り付ける方法もあります。モジュールには、さまざまな色がありカラーバリエーションを楽しみながら矯正治療をすることも可能です。

モジュールのメリット

  • 毎回の処置時間が短い(早く診療が終わる)
  • モジュールの色やパターンを変えたりして治療を楽しむことができる

モジュールのデメリット

  • 結紮法に比べて、歯の動きが悪いことがある
  • 結紮は着色の心配が少ないが、モジュールはカレーやコーヒーなど着色することがある

セルフライゲーションブラケット

ブラケット自体にワイヤーとの一体化機能を兼ね備えたセルフライゲーションブラケットと呼ばれるものがあります。製品名では、デーモンやクリッピーというものです。

ブラケットに開閉式のシャッターが付いています。シャッターを開けてワイヤーを通し、シャッターを閉めることで結紮の代わりをします。

神奈川県秦野市の矯正専門クリニック「あかつき矯正歯科」さんのYouTubeでセルフライゲーションブラケットについて紹介されていますので、詳しくは こちらよりご確認ください。

セルフライゲーションブラケットのメリット

  • 毎回の処置時間が短い(早く診療が終わる)
  • かける力が弱く、痛みが良い傾向にある
  • 歯磨きが結紮法に比べて簡単

セルフライゲーションブラケットのデメリット

  • 結紮法の方が細かな調整が可能(治療期間が短くなることもある)

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